お題「#この1年の変化 」
多彩かつ無色の年。
インフルエンザから回復したら部活の練習予定が無くなっていた。
スポーツ人生最後の大会が潰れ、全日リベンジの夢も儚く散る。
全面オンライン授業方式になり超ハッピー。
引き籠りと化し、アマプラ無双。
人生の方向性が決まり、社会に認められなければならないという責任感と不安感を持つ。
地元の友人とまたしばらく会えないことに泣く。
韓国語を学び始めたものの、ノート3ページで飽きる。
「もうコロナやだ~、仕事は忙しいし茶封筒はオタクになるし~」と母の嘆きを聞く。
ひたすら友人と遊ぼって言い合う。
太る。
1年間、ざっとこんな感じでした。
記憶に残るような、残らないような。
マスクの時代になって、もう1年が経つのか。この期間をもっと有意義に使えたのではないか、ふとそんな気持ちになり、これからを考えると怖くなります。
少し前、医療時従事者の友人がこう言っていました。
「『医療従事者の皆さん、ありがとうございます。』とかって言葉をよく耳にするようになったけど、それは勿論そうなんだけど、医療面以外で闘っている人もたくさんいるわけで、この情勢の中暮らせているのはそのおかげであって。だから、その言葉だけ先駆してほしくない。」
コロナ病棟を持ち、大変な仕事を目の前にしてもなお、取り囲む人々に思いをやれる彼女を、素敵だと思ったし、尊敬しています。
何故かはわかりませんが、私の友人はかわいくて、聡明で、上品で、素敵で、尊敬に値します。全員です。
来世ではこの人らと結婚します。ハッピーウェディング!
話題が分岐に分岐を重ね、葉が生い茂り、蕾はやがて花開き、美しきかな大樹となりました。