June. 12. Wednesday

この虚無感をどう言葉にすればいいんだろう。

結局自分は自分でしかなくて、誰かと人生を交換することはできない。他人は他人で、みんなそれぞれの想いがあって、その中でもやらなくてはいけないことを毎日こなして、社会が成立している。

この人になりたいとかは思わないし、自分の人生の営みを止めたいわけでもない。

ただ、先が見えない。緊迫的にどうにかしなくてはと思っているわけではないけれど、漠然と1ヶ月先、1年先ですら見通しがつかない。目標はこれと言ってない。

私はなんのために生きているんだろう。この世界にある日放り出されて、時間に従うたまここまできた。これからは自分自身で未来をある程度定めることができる。だからこそ分からない。私はこれからいかにして毎日を過ごし、どこに幸せを感じて不幸を感じるのだろう。考えても未来など分からないことは解っている。そんな当たり前のこと、心の底から納得している。でも焦る。

これといって得意なものも持ち合わせていないし、美人でもないし、自信もない。

自信のある人は魅力的だから、自分もそうになりたくて姿勢を良くすることから小さい事を普段から心がけている。

 

一時期BTSにハマった。テテが推しだった。今ではたまに音楽を聴くくらいだが、彼もまた自分で道を切り開き、今や韓国を誇るトップアイドルにまで上り詰めた。比べて私は、何に対しても臆病ゆえに挑戦できず、ただ漠然と未来に期待するだけ。これでいいのかな。世の大人はどう生きているのだろう。

社会人になり、責任を直に伴う立場になってからというもの、感情をどこまで他人に晒していいか分からなくなった。泣けなくなった。

情けない。悔しい。もっと自信が欲しい。余計なプライドを捨てたい。先が真っ暗な気がして怖い。