宝、RADWIMPS

一言に「歌」と言っても、その色や形は様々である。

ジャンル、テーマ、文化、、、

私がよく聴く音楽は専らロックだ。アーティストの形態にそれぞれ味があるから良い。

売り出し始めたインディーズバンドやシンガーソングライターの歌詞や雰囲気など、音楽から感じられる製作側の人間味が好き。これは創作物において共通している。

 

自分で「完成」と首を縦に振れる物を作り上げたものは何にフォーカスしたものでも、全てにおいて素晴らしいと感じるが、もちろん好みはある。まずは、好みのものから注目する。

音楽でいえば、日本語を丁寧に使っていること。あと根性論で押し通さないこと。

 

まず最初に、私は日本を愛している。他国と比較して好きということではなく、単純に今生きているこの地が好き。この地から広がっているこの島が好きで、この島で生きた、生きる、生き物が好きなのだ。

だから文化や習性、歴史といったこの日本で生きた人らが積み上げてきた事実をまるっと愛している。その代表格の一つが「日本語」であり、この言語を母国語とするのは日本だけだから、特別大事にしたい。(結構日本語ヘタ)

 

次に、人は生きていて抱く感情は綺麗で単純なものばかりではないはず。喜んでいるのに悔しかったり、怒っているのに罪悪感があったり、悲しいのにどうでもよかったり。

そういう一言では理解してもらえない感情が端々から静かにひょっこりと顔を出すような歌詞を、彼は書く。

RADWIMPS 野田洋次郎氏は書いたのだ。

 

さらに言うと、ブレスのタイミングでも各々の曲に味を出している。と思う。。。

 

少女時代より、寄り道してはRADWIMPSへ戻ってくるというサイクルを続けている、というか続いている。

 

漠然と気に入っていたものたちの形がどんどん見えてきたような気がして、年々深みに嵌っているのを自負している。

 

カラオケでノリノリで歌っていたのに意味を知ってからは声が詰まってしまう曲とか全然あります。

 

?・・・・ん、?・・・お〜、はは、深。

 

って感じになった歌が増えた。

あれ、私あんま理解してない?

 

RADWIMPSの魅力をお伝えしたかったのですが、無理でした。

少しでも興味のある方、歌詞を目で追いながら聴いてみてくれたら嬉しいです。

『すずめの戸締まり』の主題歌、挿入歌、素敵ですよね。

あ、最近「人間ごっこ」が出ましたね。

 

是非。